IT社会を支える水晶振動子

サンリードは、様々な電子機器搭載製品に使われる「水晶振動子」を製造する会社です。
水晶振動子について概略をお伝えするとともに、この分野での私たちの存在意義についてご紹介いたします。

結晶形が明瞭な石英のことを、水晶といいます。
今から100年以上前にフランスの物理学者キューリー兄弟が、水晶に圧力を機械的に加えると表面に電気が発生(圧電効果)し、一方で電圧をかけると機械的なひずみが生まれること(逆圧電効果)を発見しました。 水晶振動子は、これらの水晶の原理を応用して作られた電子部品です。現代では人口水晶を用いた水晶振動子が作られています。

この水晶振動子は今日、都市のあらゆる場面で欠かせない存在となっています。 携帯電話、GPSといった通信機器をはじめ、コンピューター、OA機器、カーエレクトロニクス、CD、デジタルカメラ、DVD、ゲーム機器など。実に多彩な製品に使用されています。さらには医療やバイオテクノロジーの分野、通信衛星や電波望遠鏡に代表される宇宙関連分野など、まさにミクロからマクロまで、暮らしのあらゆるシーンで重要な役割を担っているといっても過言ではありません。

応用範囲の広がりと共に、水晶振動子に対する要求も多様化しています。
宇宙空間や極地といった過酷な条件下での信頼性、高精度、省電力など、ひとつのディバイスが誕生するまでにはさまざまなテーマをクリアーしなければなりません。

私たちサンリードは、多様化・高度化・複合化するクライアントのニーズにいち早く対応するため、これまで蓄積してきた豊富な経験をベースに、つねに新たな技術レベルへのステップアップを図っています。

OUR ROLE水晶振動子におけるサンリードの役割

水晶振動子は現代にいたるまで、さまざまな分野、領域へ活躍の場を広げてきました。
今後もそれは、続いていくものと考えます。私たちサンリードも未だ想像がつかない分野で、活用されていくことでしょう。

水晶振動子は小さな電子部品でも、大いなる「可能性」を秘めた存在なのです。この「可能性」こそが私たちの夢をかきたてるものであり、事業を行っていく原動力にほかなりません。

「つねに最先端であり続けること、そしてノウハウを深め続けること」
「より広く、社会へ潤いをもたらす独自の技術を」

サンリードは新時代の流れを創出するために技術を磨き、新たな領域へと積極的に挑戦していきます。